平成23年度 教職員向け研修会

全景 8月3日(水)名古屋駅の“ウインクあいち”において、当会主催の「平成 23年度1型糖尿病患児の療養および学校との連携についての教職員向け研修会」を開催しました。 11回目の開催です。今年も愛知支部、岐阜支部合同で開催しました。 178名の方に参加していただきました。

講師 杢野武彦 先生杢野武彦先生 「1型糖尿病理解のために」
 「1型と2型の説明がとてもわかりやすく、問題点や指導のポイント など様々な面から学ぶことができました」「何度聞いても復習になり、とてもよかったです」「知識があいまいだった部分を学び直すことができた」「杢野先生の情熱が伝わってきました」「今日学んだ内容を、今後の学校の対応に生かしていきたいです」
 

講師 岐阜支部長 加藤 さん岐阜支部長 加藤さん 「病気の子どもを 取り巻く環境」
 「学校生活アンケートの結果は他校の実態がわかり、とても参考にな った」「家族の気持ちや学校に対する要望を知ることができ、養護教諭として今後どのような橋渡しをしていけばよいかを考えることができた」「野外教育や修学旅行で気をつけることがわかりました」
 

体験談  和紀くんのお母さん
 「病気を受け入れられるか否かによって、子どもも親御さんも精神面に大きな違いがあることがわかりました」「学校の果たす役割は大きいなぁとつくづく感じました」「つらくて苦しい時期もあったと思いますが、乗り越えて明るく過ごされていることが素晴らしいと思いました」

講師 日本IDDMネットワーク 井上龍夫 会長情報交換会
 研修会の後、情 報交換会を行いま した。はじめに日本IDDMネットワーク 井上龍夫会長より、 中高卒生の就労と災害時の学校の対応についてのお話をしていただきました。その後、杢野先生・木村那智先生との医療関係グループ、学校と家庭との連携グループ、井上会長との就労に関わる課題グループなどに分かれて情報交換を行っていただきました。

 参加された会員のご家族からは「先生方にこんな にも多く集まっていただき、話を聞いてもらえてい ることにすごく驚きました」「とてもありがたく思い ました」「病気について、改めて再確認することができました」という声も寄せられました。
 開催に際しては、サノフィ・アベンティス株式会社様、日本イーライリリー株式会社様、ノボノルディスクファーマ株式会社様、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社様にご協力をいただきました。これからもこのような研修会を開き、子どもたちが安心して楽しく学校生活を送ることができるよう、学校・家庭・医療者の連携を深めていければと思います。

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