平成25年度 教職員向け研修会

全景 平成25年7月31日(水)ウインクあいちにて、「学校教職員向け研修会」が開催されました。今年も愛知県、岐阜県の養護の先生を中心とする関係者の方達が大勢参加されました。
 病気の説明を杢野医院の杢野先生にして頂き、体験談は保護者の立場から熊澤さん、患者本人の前田さんからお話を頂きました。本研修会も10年以上継続されています。
 学校での病気に対する理解度も年々向上してきているように思われます。一人でも多くの子ども達が快適な学校生活を送れるように今後も恒例行事にしていきたいと思っています。また本研修会において、ノボ ノルディスクファ-マ株式会社様より資料収納用の封筒と冊子のご提供を受けました。ここに記して、感謝いたします。

参加いただいた方の感想です。

  •  1型について分かりやすく教えていただけるので、私自身偏見はありません。今年入学した患児の保護者が偏見をとても気にしていたのを不自然に思っていましたが今日、わかりました。2年前に入学した患児とは自然に話ができ周りの子も理解していました。本人、ご家族の体験談が聞けたことは、とてもありがたかったです。関わった2人の女子中学生は、ちゃんと自分のことを理解していると思いました。つぼみの会のような場があるからですね。これからも支援よろしくお願いします
  •  1型について十分正しく理解できました。高校1年生ですが、学校への報告はインスリン注射について何もありませんでした。実施していないと思います。粉ミルクと食事のみで対応しています。本人は、カミングアウトできず、周りのサポートが得られないため、教員等が気をつけています。はじめて、糖尿病の生徒に対応していますが、今回の講演で自信がつきました。
  •  病気のことが理解できました。今年度入学した中1年が発症が6年生の2月と連絡がありました。本人は、低血糖対応、自己注射など1人で実施しています。私から声をかけるのを嫌がっているのか、それにより病気のことが友人に知られるのが心配なのかうまく対応ができていません。その対応に参加しました。とにかく本人(保護者も含め)話してみようと思いました。
  •  専門医のわかりやすい説明と、患児と保護者の生の声が聞けるので、とても勉強になり、また本もとてもよいので、学校用と家用に買っています。本当に分からないことが多いので、生の声を聞かせていただけることがありがたい。学校ができること、保護者ができることを折り合いをつけていきたい。

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