8月16日(金)から、20日(火)まで、4泊5日の東海地区小児糖尿病サマーキャンプが行われました。サマーキャンプでは、小学3年生から中学3年生までの患児37名が参加しました。
患児37名に対し医師、看護師、栄養士をはじめとする180名をこえるスタッフの皆様に守られながら、日常では経験出来ない貴重な体験をして、分かり合える大切な友人と出会い、子供たちは一回りも二回りもたくましくなって親元へ帰ります。今年の本キャンプでは御在所登山というビッグプロジェクトがあり、雨に降られながらも無事登ることが出来ました。
また、対象年齢に達していない子ども達とその家族を対象としたミニキャンプが15日(金)から1泊2日で行われました。
これまでプレキャンプと呼ばれていた小学3年生以下対象のキャンプ疑似体験が、今年から名前がミニキャンプに変わりました。今年のミニキャンパーは11名で、家族も合わせると36名でした。
初日は開会式の後、親は家族学習会、子供は屋外遊びをしました。学習会では、専門医の先生から1型糖尿病の基礎を学び、グルカゴン注射の薬効と手技について薬剤師、看護師の方から学びました。
子どもたちは、宝探しゲーム、水鉄砲(びしょぬれになりました)とシャボン玉で元気いっぱい遊びました。
夕食後の家族座談会には専門医の先生とOG、OBの方に参加していただきました。参加した親は普段から疑問に思っていることや、将来のいろいろな不安なことについて質問し、先生方に答えてもらい、少し安心した様子でした。 思春期になるとあまり干渉しないほうがうまくいくとか、親が血糖値を見て・・・しなさいと言われるのは一番嫌だとか、本音が聞けました。その間、子供たちは、フルーツバスケット、射的を楽しみました。
2日目の朝、親たちは家族交流会で親睦を深め、子供たちはミニハイキングに出かけました。そのあと野外炊飯でポトフ、ホットドックを作りおいしくいただきました。午後は閉会式の後、解散となりました。
今年もキャンプスタッフの皆様、ありがとうございました。