6月 14日(土)にティーパーティー(相談会)をイーブルなごやにて開催いたしました。 3 名の 患児とその家族の合計 6 名の参加がありました。また、今回は井上理事長にも来ていただき貴重な話をしていただくことができました。
3名の患児は小学 3年から 6年までの女子でお母さんと共に来られたので今回は女子ばかりの会となりました。中でも、ポンプを使っている子が 1人いて、皆さんポンプには興味津々でした。
ティーパーティーではお菓子を用意していたので、途中で血糖測定、インスリン注射していましたがポンプでは簡単にできて、そのあとお菓子をたくさん食べた時には追加のインスリンも自身でさっとされていたので、ポンプはとっても便利なアイテムだと思いました。
また、ポンプにすることによって血糖コントロールが安定するのでヘモグロビンA 1cも約1%下がったということです。ポンプは扱っていない病院もあるようですが、患者のほうからその理由を聞いて可能であれば扱ってもらえるように要請することも必要です。
日本 IDDMネットワークの井上理事長 (当会顧問 )からは 5月 31日に開催された東京でのシンポジウムの報告がありました。 2025年「治る」を目指して様々な取り組みがされています。
個々ができる協力として、日本IDDMネットワークへの寄付となる佐賀県のふるさと納税も始まりました。また、1型糖尿病研究基金では 1日 33円からのマンスリーサポーターを募っています。それらはすべて1型糖尿病を治る病気にするための研究に使われます。
他には運転免許についての話がありました。運転免許取得時や更新時には、質問票に正しくチェックしなければなりません。虚偽申告には罰則があるとのことです。低血糖による危険な状態を確実に防止できる人に対しては交付しない理由はないので、嘘はつかずに申告してください。 また、車の運転前には血糖測定をして、運転中すぐに糖分をとることが出来るようにしておくことが必要です。
他にも様々な貴重な話がありました。最初は緊張していた参加者もお茶やお菓子で和んで頂き楽しい会になりました。
今後も多くの皆様に参加いただける事を願っています。