11月25日(土曜日)に秋の屋外行事「東山動物園に行こう!」を昨年企画して大成功だったので今年も開催しました。最高な天気に恵まれ、会員家族、ポストキャンパー、役員も含め総勢40名が集合し東山動物園を満喫してきました。ちょうどこの時期の東山動物園は紅葉の時期なので子ども達だけでなく大人達も存分に楽しめました。
家族での自由行動の妨げにならないように会としては特に制限を設けずに皆が集まるきっかけを作っただけですが、今回はポストキャンパーが3人も参加してくれて、会員の方たちがキャンパーに何度も質問をしている姿を見て、この企画をして本当によかったなと思いました。また患者家族同士でアドレス交換もしていました。これをきっかけになんでも相談できるお友達関係に発展することを願っています。今後も秋のメインイベントとして毎年開催していこうと思いますので来年も皆さん積極的にご参加よろしくお願いします。
◆◆参加された会員さんからの感想です◆◆
つぼみの会のイベントに初めて参加させて頂きました。
息子が1型糖尿病を発症して約1年半が経ちました。今までは子どもを誘ってもなかなか行くと言ってくれませんでしたが、今回初めて行くと言ってくれたので参加することができました。
息子は動物園を楽しむのかなと思っていましたが、お友達ができたことと、ポストキャンパーのお兄さんと知り合えたことが一番楽しかったと言っていました。
なかなか身近に相談できる人もおらず、私自身日々の血糖コントロールに精神的に追い込まれる状況でした。でも今回、ポストキャンパーの方にどのように過ごしてきたか、大人になってどうコントロールしているかなど、患者の方でしかわからない細かいことや日常生活の過ごし方などが聞けて、将来の生活への不安が和らぎました。また、悩んだときや困ったときは相談できる方に知り合えたことが私として一番安心しました。
息子と年の近いご家族と知り合い、お友達ができたこともよかったです。息子は今ペン打ちですが、ポンプのことなどもいろいろ教えて頂き、また来年の小学校入学を控え、事前に学校とどのようなお話をすれば良いかも教えて頂いたことはとても心強いです。また今後もイベントなどに参加して、不安なことを相談したり、お友達を作ったりして楽しい思いを重ねていけたらと思います。
役員の方々も患者さんのご家族の方々もみんな温かく優しく接してくださるので、毎日張り詰めている緊張がとけるのと同時に、大変な思いをしているのは私たちだけじゃないと思えて、これからも頑張ろうと前向きに思えました。今後もよろしくお願いします。<<編集部より>>
今回は3人もポストキャンパーが参加して頂いたので大変助かりました。本当に感謝感謝です。我々役員は高齢化が進んでいるので最新機器類の質問をされてもなかなか答えられませんが、青年患児はその答えだけでなく、患者しかわかりえない情報や患者同士しかわからない体験談などの大変貴重な対応をして頂きました。患児の親御さんたちはどんなにありがたかったでしょうか、また将来への不安が大きく減ったことでしょう!ありがとうございました。
<<青年患児さんたちへ>>
青年になった患児さんたち!年に1日か2日だけでもかまいませんので何とかつぼみイベントに参加して、不安になっている発症間もない父母たちに元気な姿を見せてやってはもらえないでしょうか?勉強や仕事に疲れた時や恋愛で傷ついた時などには、患者会活動はきっとあなたの心のリフレッシュに大いに役立つと思いますよ。是非ご一考ください。