「仲間たちとの共同生活を通して自己管理の技術を習得すること」を目的とする1型糖尿病サマーキャンプ=「第49回AMIGOキャンプ」が四日市市少年自然の家にて開催されました。今回の主催は貝沼内科小児科で8月9日(金)~13日(火)の4泊5日の日程で、それに伴いつぼみの会 愛知・岐阜とつぼみの会 三重が主体となるミニキャンプも8月9日(金) 10日(土)の日程で開催されました。
今回のキャンプのテーマは「仲間と一緒に、自分を守ろう」。これはいつ災害が来ても仲間や自分が対処できるような準備や訓練をサマーキャンプで体験しようという試みです。偶然にも前日に気象庁から「南海トラフ地震注意報」が発表されて、まさに現実に近いテーマであると思いました。しかし、ミニキャンプには少し荷が重いということで災害シミュレーションは本キャンプだけでした。
今回のミニキャンプの1日目は開会式&オリエンテーリングのあとシャボン玉と水鉄砲でびしょ濡れになって、入浴後に本キャンプのメインイベントである「ミニリトルジャパン」に参加しました。昨年の「ミニリトルワールド」の日本版ともいえるこの企画は、日本の各地域にある様々な美味しいものをワクワクしながら食べてほしいという主催者の思いが伝わってきます。下記に当日の献立がありますが、1型糖尿病サマーキャンプでこれだけの多種多様な食材を提供するキャンプは他にはないと思います。本キャンプスタッフの本気度が伝わりますね。様々な地域のおいしそうな料理が提供されました。皆、血糖値の事を考えながら「食べようかどうしようか」とワクワクしながら考えていました。すごいです!楽しいです!皆の笑顔が印象的でした。
リトルジャパンの最後は花火で締め、夜はミニキャンプ参加のお子様たちはお部屋遊び、親たちは別室で貝沼先生とポストキャンパーを交えた相談会を開きました。貝沼先生からは血糖コントロールの改善に対するご助言などをいただきました。ポストキャンパーからは実経験に基づく貴重なお話しをいただきました。立派な青年になった患児たちのお話は親としては非常に心強く感じたのではないでしょうか。
2日目の朝は散策で近くの山の展望台まで登り記念撮影パチリ。帰ってきてから野外調理は皆で火を起こし、肉と野菜を切り、カレーとウインナーを調理しパンと一緒に頂きました。美味しかったです!
◆◆参加家族の感想を頂きました。◆◆
●今年も楽しかったです!ありがとうございました。
●子どもが大はしゃぎで過ごせました。年下の子達とも仲良くしていたのが、普段は見れない様子で印象的でした。楽しいミニキャンプを開催して頂きありがとうございました。
●今年も子ども達が楽しめるように色々考え企画して頂き本当にありがとうございました。まだまだ遊び足りない子も多く本当に楽しんでいる姿を見れて親としても嬉しかったです。又、親同士も沢山お話し出来たので、とても充実した2日間でした。来年も楽しみにしています!
●今回で、2回目のミニキャンプの参加させて頂きました。ありがとうございます。本キャンプの交流を邪魔にならない程度に見学をしたいなと感じました。また、当日の時間の間の空いた時の、段取りをもう少し考える余地が生まれました。あと、最初の顔合わせで、少し自己紹介の時間があればと思った。しおりの説明の拡充及び、アンケートのQRは賛成なので、しおりに乗せるのも良きかと、感じました。当日及び次の日までにアンケート書いてねと、しっかり念押の確認を繰り返ししたら、家で書ける。
●2回目の参加で子どもたちも場所にも慣れているし、人にも慣れていて昨年以上に最初から最後まで楽しんでくれてこちらも嬉しかったです。役員のみなさんのあたたかさ、優しさに触れて子どもたちは終始笑顔いっぱいでした!夜の相談会は学びあり笑いあり、とっても楽しい時間でした!本当に2日間ありがとうございました。
●暑い中、毎年このようなキャンプを企画運営していただき、運営の皆様にはとても感謝いたしております。ありがとうございました。今年はとくに暑い夏でしたが、無事にミニキャンプを終えることができ、大変うれしく思います。昨年は母にべったりだった娘も今年はお友達と楽しそうに過ごしていました。花火をみんなでできたこと、とてもよろこんでおり、今年の夏の思い出になりました。
●このような機会を作ってくださり、本当にありがとうございます。